今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【5年⑪】値に0がある場合の、平均の求め方を考える
5下p.22では、値に0を含む場合の平均の求め方を考えます。
児童からは、「試合数を5として0を含めない考え(あみの考え)」と「試合数を6として0も含める考え(こうたの考え)」が出ることが想定されます。
2つの考えを比較し、平均を求める目的(ここでは、最近6試合の平均得点を求めること)やこれまで学習してきた平均の意味と関連づけながら、0点の試合について話し合わせるとよいでしょう。
まとめでは、平均を求める目的に照らして、0点の試合も個数に含めて考えることをおさえます。
また、本時の問題では、平均が小数(2.5点)になります。
5下p.20△2で、魚の長さの平均が小数(28.5cm)になることを学習していますが、長さやかさなどの連続量の場合は、小数で表す大きさがイメージしやすく、とらえやすい面があります。
一方で、サッカーの得点や人数などの分離量を小数で表すことには抵抗がある児童もいます。
連続量と分離量の違いに着目させて、普段は小数で表さない分離量も、平均を求めるときには小数で表すことがあることを確認しておきましょう。
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