今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2024.10.15

【6年⑪】
比例と反比例の題材~水そうに水を入れるという現象を中心に~

比例と反比例の単元では、単元全体を「水そうに一定の割合で水を入れたときの水の量」という現象を中心に据えて構成しています。これは、次の3つの点をねらいとしています。

① ひとつの現象において、「変化のきまり」「対応のきまり」を考察することができる。(p.152~155)

② ひとつの現象において、目的に応じて表、式、グラフを利用することができる。(p.152~157)

③ A×B=Cの関係(ここでは、[1分あたりに入れる水の量]×[水を入れる時間]=[水そうの水の量])が成り立つ現象において、A、B、Cのうち 、 どの2つを変数 、 1つを定数とみるかで 、 関数が比例や反比例になることを考察することができる。(p.160、167~168)

①~③は、現象を多面的にとらえたり、数学的な表現を豊かにしたりすることにつながります。

【6年⑪】比例と反比例の題材 ~水そうに水を入れるという現象を中心に~01
【6年⑪】比例と反比例の題材 ~水そうに水を入れるという現象を中心に~02

▲新しい算数6 p.154~155

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