今日の授業のひと工夫（小中学校）

今回は、1年②第12単元「かたちあそび」の立体の面を写し取って絵をかく授業についてご紹介します。

本時では、本単元で使った身の回りにある立体のものを使って、自由に絵をかいていきます。
はじめに、直方体や角柱、円柱などの立体のものを見せながら、「この箱や筒を使ったら、どんな形がかけそうか」を予想させてから活動に取り組ませるとよいでしょう。

発表の際には、どの立体を使い、どのような形をかいたのかを発表させます。実態に応じて、どの立体の、どの面を使ったのかをクイズ形式にし、児童に考えさせてもよいですね。

立体の面を写し取る活動を通して、立体図形の中に平面図形があることや、辺や面などの構成要素に気づかせるというねらいがあります。用語については2年で学習しますが、素地として立体図形に触れる活動は大切にしたいですね。