今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2024.07.29

【4年➅】
理解の定着の確認 ~デジタルコンテンツの活用~

「新しい算数」では、教科書の練習問題をデジタルコンテンツ化しています。デジタルコンテンツの練習問題では、自動で正誤判定ができるので自学自習にも活用できますし、結果の一覧機能を使えば理解の定着を教師が効率よく把握することもできます。

今回は、2学期で学習する「わり算の筆算(2)」の練習問題を例に、デジタルコンテンツの活用方法をご紹介します。
4上p.98では、\(84 \div 21\) の筆算のしかたをまとめた後に、練習問題を設定しています。従来通り、練習問題をノートに書いて取り組んでもよいですし、デジタルコンテンツを活用してもよいでしょう。

【4年➅】理解の定着の確認 ~デジタルコンテンツの活用~01
▲新しい算数4上 p.98

p.98の下にある二次元コードを読み込むと、デジタルコンテンツにアクセスすることができます。

【4年➅】理解の定着の確認 ~デジタルコンテンツの活用~02
▲デジタルコンテンツ

コンテンツ画面の左上にある緑の「メモマーク」を押すと、メモに書き込みができるので、コンテンツ上で筆算することができます。

【4年➅】理解の定着の確認 ~デジタルコンテンツの活用~03
▲メモに書き込める。

右上の「電卓マーク」を使って答えを入力した後、「こたえあわせ」のボタンを押すと自動で正誤判定ができます。全部の練習問題を解き終わると、右上に「○✕ぜんぶ見る」ボタンが出るので、これを押すと、結果を一覧することができます。

【4年➅】理解の定着の確認 ~デジタルコンテンツの活用~04
▲自動で正誤判定できる。
【4年➅】理解の定着の確認 ~デジタルコンテンツの活用~05
▲結果の一覧が表示される。

は1回で正解、は解き直して正解、は不正解の問題です。児童にこの画面をスクリーンショットで保存してもらい、授業支援ツールなどを使って教師に送信してもらうことで、クラス全体の理解の定着を把握することができます。つまずいている児童が多い問題があれば、次の授業で振り返りを行うなどして、理解の定着を図るとよいでしょう。

2学期以降も、デジタルコンテンツをうまく活用して、算数の授業を進めていきたいですね。

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