今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【3年➅】統計的な問題解決 ~けがを減らすために~
3年第6単元「ぼうグラフと表」では、けがを減らすためにポスターを作るという目的のもと、けがのデータを調べていきます。
教科書では、第1時から第5時にかけて、
- ①問題の設定(けがが多いので、ポスターを作って掲示する)
- ②計画の立案(けがが発生する時間や場所、原因を調べたい)
- ③データの収集と整理(保健室のデータを表や棒グラフに整理する)
- ④分析(時間や場所、原因の特徴をとらえる)
- ⑤結論を出す(とらえた特徴から、どこにどのようなポスターを掲示するか判断する)
という、統計的な問題解決の方法「PPDACサイクル」をベースに展開しています。
3上p.73では、これまで調べたことを生かして、どのようなポスターを作ればよいか話し合います。「休み時間、校庭、ぶつかるが原因のけがが多いことを紹介する」「校庭でのけがが多いので、校庭に行く前に靴を履き替える靴箱の近くにポスターを掲示する」など、データから分析したことを基に判断している考えを取り上げ、共有しましょう。
PPDACサイクルを方法として学習するのは、5年以降になりますが、3年ではその素地として、データの特徴を読み取って問題解決するよさに気づかせたいですね。
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