今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年⑥】必要感をもって普遍単位を導入する
1年の水のかさの学習では、水のかさの間接比較、任意単位による測定など、測定の基礎を経験してきました。本単元では、かさの普遍単位(dL)を導入することから展開しますが、はじめから教師が普遍単位を提示するのではなく、必要感をもって普遍単位を導入することで数学的活動の充実を図ることができます。
教科書p.67では、
- ①かさを比較することは、任意単位による測定でできる
- ②同じコップがない場合など、任意単位での比較には限界がある
という段階をふまえることで、誰もがかさを共通して表現できる方法(普遍単位)の必要性を子ども自身も実感できる展開にしています。第4単元の長さの学習も想起させながら、いつでも量を分かりやすく表せるという普遍単位のよさに気づけるようにしたいですね。
▲新しい算数2上 p.67、68
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