今日の授業のひと工夫

小学校

2024.04.22

【2年③】
ひき算の誤答を減らすために

加法に比べて、減法は間違いが多い傾向がありますが、なるべく誤答をへらすために、児童の実態を把握しながら学習を進めることが大切です。

①ていねいにノート指導する

ノートに筆算をきちんと書くことで、「位をそろえないで計算する」、「答えの一の位の0を書き忘れる」といった間違いを減らすことができます。「字をていねいに書く」「ノートの1ますには数字を1つだけ書く」などの基本的な約束をおさえながら、ノートづくりをしましょう。 教科書p.28のように、空位や欠位がある計算を筆算で書く場合には、どのますに数字を書けばよいかを学級全体で確認しながら、筆算のしかたをまとめることも効果的です。

②誤答例を取り上げ、学級全体で確認する

「繰り下がりを忘れる」「一の位の数が被減数<減数のときに、減数から被減数をひいてしまう」などの、よく見られる誤答を取り上げ、「この筆算はどこが間違っているのかな?」「どうして間違えたのかな?」と話し合うことで、間違いやすいポイントをとらえさせることができます。

【今日の授業のひと工夫】【2年③】ひき算の誤答を減らすために01
▲新しい算数2上 p.28、31

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