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今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【6年①】つり合いのとれた形 ~児童の“もやもや”…
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6年p.8では、身の回りにある様々なつり合いのとれた形(線対称な図形、点対称な図形)を観察し、気づいたことや感じたことを話し合います。
本単元では、単元プロローグに「オープニングムービー」をご用意しています。オープニングムービーでは、紙コップで風車を作る場面を取り上げます。風をあてると羽が回る風車と回らない風車を比較し、その形の違いに気づかせ、対称性への関心を高めることを意図しています。
6年p.8の活動では、児童から「きれいな形」「回りやすい形」「バランスがよさそう」などの感覚的な発言が多く聞かれると思います。この段階では、自由な発言を促して、児童どうし、児童と先生の対話が展開されるとよいですね。
次第に、「つり合いのとれた形」という観点に着目させ、
- 形のどの部分を見て、そう気づいたか?
- すべて同じようなつり合いのとれ方か?
などの発問によって、対称性について深めていけるとよいでしょう。
いずれの段階でも、児童は「きれいな形ではあるんだけど、それをどう言ったらよいのかわからない」という、よい意味での“もやもや”を抱えている状態です。この“もやもや”を大切にしながら、線対称な図形と点対称な図形の分類、対称の軸や対称の中心へと目を向けていけるとよいですね。
![【今日の授業のひと工夫】【6年①】つり合いのとれた形 ~児童の“もやもや”を大切に~01](https://mathconnect.tokyo-shoseki.co.jp/wp-content/uploads/2024/04/hitokufu20240408-06-01.jpg)
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