今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【5年①】数のいろいろな見方をふり返って
5上p.8では、5円玉の重さ3.75gの「3.75」という数がどんな数であるかを、小数の仕組みを意識しながら考えます。
本単元では、単元プロローグに「オープニングムービー」をご用意しています。オープニングムービーでは、5円玉の重さを上皿天秤と分銅を使ってはかってみるという場面を取り上げます。5円玉の重さ3.75gを、1g、0.1g、0.01gの分銅で表したり、分銅の組み合わせを変えても3.75gになることを示したりして、小数の仕組みへの関心を高めることを意図しています。
5上p.8の活動では、数直線を基にすることによって、児童から様々な見方を引き出すことができるでしょう。
あみさんの「和の見方」やこうたさんの「差の見方」では、3.75と3や3.8の関係をふり返っています。3.75が3.7よりどれくらい大きい数であるかの理解がおぼつかない児童には、この段階でふり返ってフォローできるといいですね。
はるとさんは「位取りに基づいた構成的な見方」をし、しほさんはそれを「位取り表」に表しています。位取りは、この単元でもとても大切な見方ですので、ここで思い出しておくことが大切です。
そのほかにも、児童から様々な見方が出てくると思います。新年度が始まって間もない授業ですので、児童どうし、児童と先生の対話の中で、単元開きができるといいですね。
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