今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【2年2章】鶴亀算
鶴亀算は算数の文章題の型のひとつとして有名な問題です。数学では連立方程式の文章題ですね。
鶴亀算の起源をたどると、3世紀ころ、つまり約1700年前の中国の書物には、鶴亀算の原型である「雉兎(きじうさぎ)算」がすでに載っています。この雉兎算は、元、明時代になると鶏と兎に代わっていきました。
それが日本に伝わり、この雉兎算が鶴亀算になるのは坂部広胖の「算法点竄指南録(さんぽうてんざんしなんろく)」(文化7年、1810年)です。日本では昔から、鶴は千年、亀は万年といって、大変縁起のよい動物とされているのでこのように変わったと思われます。
鶴亀算は、小学校6年生の算数でも扱っています。連立方程式の学習後に考えてみるのもおもしろいかもしれませんね。授業で取り上げてみてはいかがでしょうか。
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