今日の授業のひと工夫

中学校

2023.03.01

【2年7章】
箱ひげ図を用いて、データの分析の傾向を比較して判断しよう

2年7章p.184では、これまでに学んだ箱ひげ図を用いて各商品の販売数の傾向を探ります。箱ひげ図は複数のデータを比較するには便利ですが、細かい情報までは読みとれません。複数のデータを見比べて気になる特徴を見いだしたときには、データに戻ったり、別のグラフを作成して考察したりするなどの態度を培うことも大切です。

【今日の授業のひと工夫】【2年7章】箱ひげ図を用いて、データの分析の傾向を比較して判断しよう01
▲新しい数学2 p.184、185

❸では、批判的に考察し、判断する生徒が出てくることも期待したいところです。例えば、「どの商品の仕入れを増やすかはまだ判断ができない。花見の時期に、年々販売数が増える傾向にある商品を選びたいけど、箱ひげ図からはわからない。」という、批判的に考えて考察することができる態度を養いたいですね。このように分析する際には、箱ひげ図だけでなく、年ごとの販売数の推移を比較するとよいですね。

Dマークコンテンツでは、ヒストグラムや箱ひげ図だけでなく、折れ線グラフなどさまざまなグラフを作成することが可能です。Dマークコンテンツを使って、目的に合わせてさまざまなグラフを作成して、いろいろな視点から考察してみてもよいですね。

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▲Dマークコンテンツの画面(③)
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▲Dマークコンテンツの画面(折れ線グラフ)

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