今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【1年5章】図形の移動について考えてみよう
「新しい数学」1年5章p.156、159、161では、図形の平行移動、回転移動、対称移動についてそれぞれの意味とその性質を理解することをねらいとしています。
ここでは、図形の移動のようすを視覚的に捉えることができ、それぞれの移動の意味を理解しやすくするDマークコンテンツについて紹介します。
まず、平行移動です。p.156Qは、方向と距離によって決まる移動が平行移動であることに気づくきっかけとなる課題です。
Dマークコンテンツでは、三角形㋐が三角形㋑に平行移動するようすを見たり、実際に自分で動かしたりすることができます。
次に、回転移動です。p.159Qは、回転の中心と回転の角度によって決まる移動が回転移動であることに気づくきっかけとなる課題です。
Dマークコンテンツでは、回転移動のようすを見たり、自分で動かしたりすることができます。それに加えて、自分で動かすときに、回転の中心を△ABCの各頂点だけでなく、△ABCの内部や外部の好きなところに変えることができるんです。
例えば、頂点Bを回転の中心として回転移動することで、三角形㋒を三角形㋓に重ねることができますね(図1)。ほかにも、△ABCの頂点Aを回転の中心として回転移動して、さらに回転の中心を変えて移動することで㋓に重ねることができますね(図2)。また、回転の中心を△ABCの内部(図3)や外部(図4)にすることもできます。
このように、生徒が自らDマークコンテンツを操作することで、さまざまな回転移動について理解を深めることが期待できます。
最後に、対称移動です。p.161Qは、対称の軸の位置によって決まる移動が対称移動であることに気づくきっかけとなる課題です。
Dマークコンテンツでは、今までの平行移動(移動)、回転移動(回転)に加えて、対称移動(折り返す)ができるようになります。対称の軸を選んで図形を対称移動することができます。図形の移動の理解を深めるために、是非Dマークコンテンツを活用してみてください。
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