今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【1年3章】係数に分数をふくむ方程式の解き方を考え…
「新しい数学」1年3章p.99では、係数に分数をふくむ方程式を解いていきます。
これまでに、かっこをふくむ方程式、係数に小数を含む方程式を解いてきました。これらを解くときの考え方をもとに、この方程式の解き方を考えていきます。
p.99Qでは、係数に分数をふくむ方程式の解き方について考えます。
p.98 で小数をふくむ方程式を解くときに「係数を整数になおす」という目的意識を持って式変形しました。そのため、ここでも「分数を整数になおす」という考えが、出てくることが予想されますね。このように、既習事項に帰着して考えることを大切にしたいところです。
一方で、ここでは、多面的に考える力を培うために、「いろいろな方法で考えよう」と指示を出してもよいでしょう。「分数係数のまま計算する考え(ひろとさんの考え)」や「係数を整数になおす考え(はるかさんの考え)」、「最小ではない公倍数 24 をかける考え」などが出てくることが予想されますね。
いろいろな考えを発表し、比較検討するなかで、計算がより簡潔になる方法について考えることで、合理的に解く力や多面的に考える力が培われることが期待できます。
※1年p.99は、思考を見せる板書例でも取り上げています。合わせてご覧ください。
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