今日の授業のひと工夫（小中学校）

1年3章「方程式の解き方」では、方程式を\(ax=b\)の形に変形して解くという見通しをもつことを意識しています。\(ax=b\)の形にして解けばよいという見通しをもって、方程式を解くことができるよう指導したいところです。

p.96例1では、移項の考えを使って方程式を解きます。(2)のひろとさんの吹き出しを取り上げて、\(ax=b\)の形に変形して解いていることを意識づけることができますね。

p.97Qでは、項の数が増えたときの方程式を解く手順を、ひろとさんとはるかさんの吹き出しをきっかけに考えていきます。これまでの3つの項を含む方程式と同じように、項の数が増えても、\(ax=b\)の形に変形して解くという見通しをもって取り組ませたいところですね。

p.98例1のかっこが含まれる方程式においても、\(ax=b\)の形に変形する必要があることを意識させたいですね。

ここまで方程式の解き方を学ぶ中で、\(ax=b\)の形に変形することを意識してきました。p.99例3の分数係数の方程式では、このことを言語化してまとめています。教科書にあるように、1⃣～4⃣のようなステップでまとめて、方程式を形式的な処理で解けるようにしたいですね。