今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【3年5章】Dマークコンテンツと条件変えについて
「新しい数学」3年5章のp.149~150の「深い学び」では、四角形ABCDの各辺の中点を結んだ四角形EFGHが、どのような四角形になるかを考えていきます。
※「深い学び」は見方や考え方をいかして、問題の解決に取り組むページです。
❶の活動では、教科書の図に四角形EFGHをかき入れることで、その形状について生徒に予想をさせています。❷の活動では、ノートに書いた図に、長方形になる、あるいはひし形になるなど、平行四辺形よりも特殊な四角形を予想する生徒があらわれることも考えられます。教科書に示している四角形ABCDはすべての四角形の代表として示しているだけであり、”この四角形ABCDで”成り立つことを予想するのではなく、”どんな四角形ABCDでも”成り立つ予想を求めていることを理解させるようにしましょう。
予想を強固なものにするためには、いろいろな四角形ABCDで考察することが大切になりますが、ノートやワークシートに複数の図を描くのは手間がかかります。そのため、積極的にDマークコンテンツを活用してみましょう。
例えば、点Dだけを動かしてみると、AB、BC、EF、また、対角線ACは動きません。一方、HGは動きますがその長さは一定であるように見えます。このようなことから、HGがどの要素によって決まっているのかを気付かせるきっかけにできるとよいでしょう。
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