今日の授業のひと工夫(小中学校)
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- 【1年4章】プールが満水になるまでの時間を知りたい
1年4章では、「プールが満水になるまでの時間を知りたい」という現実場面での問題を、章全体を通した題材として扱っています。これにはどんな理由があるのでしょうか?
1節では、この題材をもとにして、新たに「関数」を学び、小学校で学んだ比例・反比例を関数として見なおします。2節、3節では小学校で学んだ比例・反比例の性質やグラフの特徴を振り返り、数の範囲を負の数にひろげて考えていきます。
この題材では、a=b×cの形の式をつくることができます(下図)。このaとbはどちらも定数となる場合が考えられるので、比例と反比例を同じ場面から見いだすことができます。これが、章全体を通した共通の題材に「プールに水をためる場面」を扱っている理由です。
またa=b×cについてはp.147~148で扱っています。その場面でプールの題材を振り返ってみても良いかもしれません。
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