教科書・教材のひと工夫(高校)

高校

2026.07.30

【数列】
「階差」の発想で理解を深める(Advancedシリーズ)

 今年の共通テスト「数学Ⅱ,B,C」の「数列」では,数列の和を階差数列を利用して考えるのがテーマでした。問題文中に,以下のような発想が示されたのが印象的です。
【数列】「階差」の発想で理解を深める(Advancedシリーズ)01

 教科書『数学B Advanced』でも,同様のテーマを取り上げています。

【数列】「階差」の発想で理解を深める(Advancedシリーズ)03
▲ 数学B Advanced p.30

 「探究」のページでは,具体的な学習内容を振り返り,共通する考えを見い出したり他に応用したりして,学びを深めます。

 ここでは,\(\displaystyle \sum_{k=1}^n k^2\) の導出で差の形をつくったことを振り返ったうえで,\(\displaystyle \sum_{k=1}^n k\) も同じ方法で求められるか考えたり(考察1),より複雑な数列の和に応用したり(考察2)して,数列に取り組む際の発想を深めています。

 夏休み明けに \(\displaystyle \sum_{k=1}^n k\) や  \(\displaystyle \sum_{k=1}^n k^2\) の公式をおさらいする場面もあるかと思いますが,上の「探究」のように導出も振り返ることで,入試の準備体操も兼ねた復習にしてみるのはいかがでしょうか。
 指導資料には以下のようなワークシート(PDF)も付属しており,課題として提示しやすくなっています。ぜひご活用ください。

【数列】「階差」の発想で理解を深める(Advancedシリーズ)05
▲※画像は現行本の指導資料です。

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