今日の授業のひと工夫(小中学校)

小学校

2025.06.16

【6年分数の倍】
倍の意味を統合的にとらえる~分数倍~

6年「分数の倍」では、基準量や比較量、割合が分数の場合を扱い、整数、小数で学習した考えを分数でもおさえて、倍の意味を統合的にとらえていきます。

3学年~6学年にある倍の単元では、各学年とも、割合の三用法すべてを1つの単元で扱っています。
本単元でも、三用法それぞれを1時間ずつ扱います。

6年p.66~67の学習では、第一用法を扱います。基準量と比較量が分数になっていますが、これまでの倍の学習と同じ考えを使って解決できます。

既習を想起させながら、

  • 数量の関係を数直線に表す
  • 数直線を根拠に、数量の関係を式に表す

という点を意識して、問題解決を進めましょう。

【6年分数の倍】倍の意味を統合的にとらえる~分数倍~01
【6年分数の倍】倍の意味を統合的にとらえる~分数倍~02

▲新しい算数6 p.66~67 

まとめでは、分数の場合も、整数や小数のときと倍の意味が同じであることをおさえ、倍の意味を統合的にとらえさせます。

2学年から学習してきた倍について、算数で単元として扱うのは本単元が最後になります。これからの算数、数学の学習にも生かせるように、倍の意味をしっかりとおさえたいですね。

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