今日の授業のひと工夫(小中学校)

中学校

2024.09.13

【1年4章】
シュレッダーの問題

「新しい数学」1年4章のp.119では「シュレッダーの問題」を取り上げています。

シュレッダーには様々な種類があり、セキュリティレベルに応じて、裁断できる細かさが異なります。また、より細かく裁断できるほうが、紙ごみがかさばらないというメリットもあります。そこで、裁断できる細かさによって、紙ごみの量にどれくらい違いがあるのかを問題にしました。

イメージが湧かない生徒もいると思います。職員室にあるシュレッダーの紙ごみを教室に持ってきて、「何枚分ぐらいあるかな」と問いかけてもよいかもしれません。

この問題のポイントは「紙が裁断されていて、直接枚数を調べることができない」ということです。「枚数と関数の関係にある別の数量を調べる」という必要に迫られる場面になっています。p.119「学びをふり返ろう」では、問題の解決を振り返って「関数の考え」を意識させ、ほかの場面でも活用していけるようにすることをねらっています。

その他のコンテンツ