特集記事(小中学校)
- TOP
- 特集記事(小中学校)
- 私の教科書『推しページ』 #3 米田重和 先生
「私の教科書『推しページ』」は、全国の先生方に『推しページ』について語っていただくコーナーです。推しページは、思い入れのあるページ、他の先生方に注目してほしいページ、研究の場面でよく利用しているページなど、それぞれの「推し」の観点で選んでいただいています。
今回は、佐賀大学で「数学的モデリング」、「数学教師の資質・能力の向上」について研究されている米田重和先生に語っていただきました。
選んでいただいたページは、新編 新しい数学3のp.68の第2章「数の世界をさらにひろげよう-平方根-」の章の問題Bのページです。

『推しページ』 新編 新しい数学3 p.68
「章の問題B-パッチワークの模様-」

本ページは章の問題ですが、問題解決の授業の題材として扱うことができます。パッチワークは、簡単な模様から複雑な模様まで多様なパターンがあります。そこで、授業では複数の模様を提示して、これらの模様をつくるために必要な図形の辺の長さについて考えるとよいでしょう。
授業では下の図のような簡単な模様について考えたあとに、教科書の模様や自分で調べて見つけた模様についても考えるとよいでしょう。下の図については、例えば大きい正方形の1辺が6㎝のとき、色のついた正方形の1辺の長さを求めることが考えられます。

その後、生徒が自ら見つけた模様についても考察する時間をとるとよいでしょう。生徒が見つけた模様のなかには、計算しなくてもすぐに辺の長さがわかる図形やこれまでの知識だけでは求めることができない図形などがあります。根号をふくむ式の計算をすることだけにとらわれず、1年の図形の移動を想起させたり、これから学ぶ知識を使って解決できることを伝えたりしながら、学びを深めたいところです。
このように授業で複数の模様を取り上げることで、生徒の習熟度に応じた授業や発展的・探究的な学習につながる授業になることが期待されます。
その他のコンテンツ