特集記事（小中学校）

この4月から、新しい教科書の使用が始まりますね！
そこで今月は、東京書籍が新しく発行する教科書準拠問題集『基礎からの問題集』をご紹介します。

『基礎からの問題集』では、「個別最適な学び」を実現するためのコーナーを豊富に用意しています。

1　基礎を確実に身に着ける3段階のコーナー（「例題」→「Ａ問題」→「Ｂ問題」）

解説動画付きの「例題」、例題に沿った基本的な内容の「Ａ問題」、標準的な内容の「Ｂ問題」と３段階構成のスモールステップで学びを進めることができる構成となっています。
さらに、生徒が特に苦手意識を感じたり、よく間違えたりする学習内容では、前回の記事で紹介した「基礎から、ココから！」や、「Ａ問題」に穴埋め問題や選択問題を取り入れた「ココから！」を設けています。

2　学習内容をより深く理解する「深める」

「Ｂ問題」では、学習内容をより深く理解する「深める」を設けています。「深める」では、少し難易度の高い問題を扱うだけではなく、いろいろな種類の問題を扱っているため取り組むことで学習内容の理解がより深まります。ここでは、「深める」の問題をいくつか紹介します。

全国学力・学習状況調査や入試によく出題される「説明の問題」を掲載しています。『解答・解説編』には説明をする際のポイントを掲載しています。

▲1年 p.85「回転移動」

「計算はできる、グラフはかけるけど…少し問い方が変わるだけで解けない生徒がいます。」といったお困りの声をよく聞きます。そこで、「深める」では問い方や見方を変えた問題を掲載し、「理解を深める」きっかけをつくっています。

3年1章では、因数分解することができるように生徒が自分で係数を決定する問題を掲載しました。

2年3章では、傾きと切片の関係を問う問題を掲載しました。

3　証明問題にスモールステップで取り組むことができる「証明問題、ココから！」

「証明問題、ココから！」では、穴埋めをして証明を完成させたり、対応する2つの三角形の向きをそろえる過程を図で確認したりしながら、証明問題に取り組むことができます。

4　学力調査問題や入試問題を意識した活用問題「力をためそう」

章末の「力をためそう」では、近年の入試問題や全国学力・学習状況調査を意識した長文や会話文形式の活用問題を出題しています。
3年7章では、打ち上げ花火が上がった高さを求める問題を会話文形式で掲載しています。

5　実際の入試問題に挑戦する「入試にチャレンジ」

『基礎からの問題集』では、「Ａ問題」や「Ｂ問題」、「力をためそう」などで入試問題を掲載しています。また、3年の巻末では、入試問題を集めた「入試にチャレンジ」を設けています。

【大問1マスター】
各都道府県の大問1に出題された問題を掲載しています。

【総合問題】
各都道府県の大問1以降で出題された問題を掲載しています。近年、出題が増えている「タブレット上で関数の式の係数を変えて考察する問題」や「箱ひげ図を比較して考察する問題」などを掲載しました。

ぜひ、『基礎からの問題集』を活用してみてください！