特集記事(小中学校)
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- 【思考を見せる板書例】2年2章:文字を1つ消去する…
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今回紹介する板書例は、新しい数学2 p.42「連立方程式の解き方」です。前時には、一方の係数の絶対値が等しい連立方程式を加減法で解きました。ここでは、係数の絶対値が異なる連立方程式の解き方を考えさせながら、一方の式を何倍かして解く加減法について理解を深めていきます。
ポイント
- Q1の問題を前時の復習として出題し、「文字を1つ消去して、文字が1つの方程式になおして解く」ことを意識させる。
- Q2の問題では、Q1の問題の相違点を問い、係数の絶対値がどちらも揃っていないことに気づかせ、解き方を考えさせる。また、生徒の言葉や表現を用いながら、誤答や試行錯誤を板書しながら進め、生徒の思考を引き出す。
- 例1で「\(①×4\)をして\(x\)を消す」という書き方をすることで、自分で見通しをもって文字を1つ消去していることを生徒に意識させる。
板書の執筆 北区立滝野川紅葉中学校 小髙洋平先生
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