教科書・教材のひと工夫(高校)

高校

2024.09.12

【入試対策】
“合否を分ける問題“で正答するには(ニューグローバル×LEGEND)

 

 大学個別試験まで半年を切り,3年生は段々と空気が張り詰めてくる頃でしょうか。
 入試において,多くの受験生が解ける易問と多く受験生が解けない難問の間にある“合否を分ける問題”でしっかり正答できるかどうかは,非常に重要です。
 今回は,特に難関大を目指す生徒を対象に,“合否を分ける問題”で正答する力を養うために開発した問題集『ニューグローバル×LEGEND』の工夫をご紹介します。

【入試対策】“合否を分ける問題“で正答するには(ニューグローバル×LEGEND)01
▲ニューグローバル×LEGEND p.2

 本書は,分野ごとに問題がまとめられた一般的な入試対策問題集でひと通りの復習や演習を終えたあとに取り組む,“仕上げ“の問題集です。そのため,上の目次のように,“合否を分ける問題”を選択・集中して取り上げています。
 また,必ずしも \(\boxed{\ 1\ }\) から順に取り組む必要はなく,生徒の学力や入試までの残り時間によって,必要な項目だけを掻い摘んで使用してもよいと考えています。

 Chapter1のSection1では,条件や求めるものが似ており同じように見えるが,解法は大きく異なる問題を集めました。あらかじめいくつかの解法を想定できれば,本番でも落ち着いて対処できます。

\(\quad\boxed{\ 1\ }\ \)1変数関数の最大・最小
\(\quad\boxed{\ 2\ }\ \)2変数関数の最大・最小
\(\quad\boxed{\ 3\ }\ \)方程式の解の存在範囲・絶対不等式
\(\quad\boxed{\ 4\ }\ \)面積
\(\quad\boxed{\ 5\ }\ \)不定方程式
\(\quad\boxed{\ 6\ }\ \)漸化式

 もちろん,単にパターンを並べるだけでなく,それぞれの本質的な部分について整理しています。

【入試対策】“合否を分ける問題“で正答するには(ニューグローバル×LEGEND)02
▲ニューグローバル×LEGEND p.20

 Section2は,特に精緻な論理展開が求められる問題を集めました。分野を問わず用いられる数学的帰納法や背理法による証明問題,実数解の存在条件に帰着される問題(軌跡や領域)などです。

\(\quad\boxed{\ 7\ }\ \)数学的帰納法
\(\quad\boxed{\ 8\ }\ \)背理法
\(\quad\boxed{\ 9\ }\ \)存在条件

 これらの問題をしっかり完答できれば,確実に合格へ一歩近づくことでしょう。

【入試対策】“合否を分ける問題“で正答するには(ニューグローバル×LEGEND)03
▲ニューグローバル×LEGEND問題編 p.15~16

 Section3では,様々な分野の“合否を分ける問題”を,下記のような分野の垣根を越えて共通する“発想・思考法”ごとに分類しました。(入試対策では「横割り」などと言われることもりますね。)
 これらを意識することで,本番で初めて目にする問題であっても,解決の糸口を見つけることができます。

\(\quad\boxed{ 10 }\ \)対称性
\(\quad\boxed{ 11 }\ \)動かす・固定する
\(\quad\boxed{ 12 }\ \)実験
\(\quad\boxed{ 13 }\ \)設定
\(\quad\boxed{ 14 }\ \)類推

 本書は,参考書『NEW ACTION LEGEND』との連携を図っており,同書の巻末「思考の戦略編」と共通の“思考法”を取り上げています。解答には,思考の流れを図解した「思考のプロセス」を掲載している点も共通です。

【入試対策】“合否を分ける問題“で正答するには(ニューグローバル×LEGEND)04
▲ニューグローバル×LEGEND p.122

 なお,Chapter2では,現実事象を題材にした問題や長文問題などの,既存の問題集では対応しにくい新傾向の問題をまとめて特集しております。

【入試対策】“合否を分ける問題“で正答するには(ニューグローバル×LEGEND)05

 そのほかにも,難関校入試に必要な思考力を養う様々な工夫をしております。ぜひ一度,『ニューグローバル×LEGEND』をご覧ください。

※『ニューグローバル×LEGEND』の詳細については,こちら(ページ下部)をご覧ください。

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