教科書・教材のひと工夫（高校）

　令和7年度から新教育課程に対応した共通テストが始まります。
　ニュースなどで報道されている通り，数学の主な変更点の概要は，数学②が『数学Ⅱ，数学B，数学C』の1科目の出題となり，試験時間が70分（10分増加）となることです。
　今回は，その他の変更点として解答用紙について，あらためて確認していきます。

　これまでの解答用紙では，使用する選択肢番号は以下のものでした。

• 数学①　符号「－，±」，数字（0～9）
• 数学②　符号「－」，数字（0～9），文字（a，b，c，d）

　令和7年度からは，数学①で「±」，数学②で「a，b，c，d」は使用しなくなります。

数学①②　符号「－」，数字（0～9）

　このような変更点は，本番はもちろん，過去問に取り組ませる際にも留意しておきたいところです。

　『攻略！共通テストPick Up』においても，これまでは選択肢番号で文字を用いる場合もありましたが，令和7年度からの共通テストに合わせて，新課程版では符号「－」または数字（0～9）に限定しています。
　細かい変更点ではありますが，テスト本番と同じ環境で取り組めるよう，きめ細かい工夫で万全を期すようにしています。

※『攻略！共通テスト Pick Up』の詳細については，こちらをご覧ください。

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※令和７年度大学入学共通テスト説明協議会「（資料１）令和７年度大学入学共通テストの主な変更点について」p.35　（大学入試センター）
※試験情報 令和７年度試験(大学入試センター)