教科書・教材のひと工夫(高校)

高校

2024.09.19

【三角関数】
定期テスト対策にこそ参考書を!(NEW ACTION FRONTIER)

 参考書はたくさんの問題が載っていて体系立てて学習できる反面,どこから手を付けてよいか分からなくなってしまう生徒も多いと伺います。そんなときは,定期テストを通して“参考書の使い方”を考えてみてはいかがでしょうか。
 参考書『NEW ACTION FRONTIER』では,定期テストでよく問われる問題を集めた「定期テスト攻略」のコーナーを各節末に設けています。

【三角関数】定期テスト対策にこそ参考書を!(NEW ACTION FRONTIER)01
▲NEW ACTION FRONTIER数学Ⅱ+B p.248

 例えば三角関数の後半の節であれば,加法定理,直線のなす角,2倍角・半角の公式,三角関数の合成,それらを用いた方程式,不等式,最大値・最小値といった教科書の例題レベルの問題を網羅しています。
 各問題には,関連する例題へのリンクを示しています。解き方の確認はもちろん,「思考のプロセス」(解答に至るまでの考え方を図解したもの)によって,例えば

  • \(2\theta\) と \(\theta\) が混在しているので一方にそろえたい → 2倍角の公式を使う
  • サインとコサインの混在が解消できない → それらを積の形に表す

といった,解くための発想も確認することができます。

【三角関数】定期テスト対策にこそ参考書を!(NEW ACTION FRONTIER)03
▲NEW ACTION FRONTIER数学Ⅱ+B p.231

 定期テストは生徒にとって身近な目標です。モチベーションの上がる場面で「定期テスト攻略」に取り組むことで,

  • 取り組むべき例題をはっきりさせる。
  • 問題が解けなければ関連する例題を見る。
  • 例題で考え方や解き方を学ぶ → 類題で反復する。

といった,“参考書による学習の進め方“を自然に実践することができます。

 1年生のうちから定期テスト毎に実践していれば,大学入試という大きな目標に対しても,参考書をうまく使うことができるようになるでしょう。
 参考書は持たせているけど,なかなか活用が…という場合は,ぜひ「定期テスト攻略」を利用してみてください。

※「定期テスト攻略」の詳細については,こちらをご覧ください。

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